2018年11月 1日 HENRI GIRAUD 見学

giraud1.jpggiraud2.jpggiraud3.jpggiraud4.jpggiraud5.jpg3日はアイ村のアンリジローを見学させていただきました。 当主の婿のセバスチャン氏からメゾンの案内と説明をしていただきました。(13代目醸造責任者) まずはここの立地ですが、この地域の地層は、粘土質が20cmその下200mの石灰質で7500万年前から変わっていない。 アイ村の葡萄畑は南向きの傾斜の地形のため、日光がたっぷりと当り川が風を運ぶ、風によって日光の当たり具合、湿度がかわり防虫にもなり、絶好の気候なのだそうです。 卵型の発酵タンクの型は、地球の自転と同じように対流するのが目的で、発酵期間は胎児がお腹の中にいる9ケ月と同じ(写真1枚目)、ワインが自然な動きを続け、この形がオリとワインのコンタクトの究極だと考えているそうです。 写真にある壁に書かれた標語は『良いワインを造るには禁止されてることはない』(写真2枚目)良いワインを造る目標があればチャレンジできないことはないという意味で掲げているのだそうです。 高価な商品を少量生産するこのメゾンの差別化や経営方針、商品のクオリティの高さ、なぜ高価かを説明する努力、その説明は哲学的でありながら具体的な味で説明できることが素晴らしいと感じました。

最高級のARGONNEについて。(写真4枚目)
樽は(写真3枚目)、ジュラ紀は海だったアルゴン地方の森から木を切って作っているそうで、完成した後、樽で1年、瓶で2年熟成させます。
口の中を乾かすような、爽やかミントのような感じを味わえ、ブドウのフルーツ、アプリコットのような複雑さ、塩分感、を感じます。
90%ピノ・ノワール10%シャルドネ、ドサージュは6-7グラム、ARGONNEは年間生産5000本のみで、スパークリングというよりガスもある最高のワインを造っているのだそうです。