2020年4月21日 新しい木桶が入荷しました。

20200421-1-1.jpg20200421-1-2.jpg20200421-1-3.jpg3月4日新しい木桶を購入し入荷しました。 これで人気酒造の日本酒すべての仕込みを木桶で行える環境が整いました。 この大桶は、樹齢90年〜110年の杉材を使用しています。 材料の杉は、日本人が400年かけ日照時間の短い山の急斜面に植樹し、若木のうちに枝打ちや間引きなどの丁寧な手入れを行い育てた、人工的に作られた木材です。 100年経ったものでも自然界で育ったものに比べ、真っ直ぐで節が少なく細いのが特徴です。 そのように作られた木材は、年輪の詰まった重く漏れない特性を持っています。 また、その貴重な材料を使って大桶を作る技術も絶滅危惧種。現在では、この大きさの桶を作ることができるのは全国でも数人と言われています。 特にこの大桶は日本最大級、製造元の藤井製桶所のお話では、酒蔵では日本で最大とのことです。 通常桶のサイズは底板の直系で表すことが全国的で、この大桶は上部の口が2400mm、底板の直径が7尺(約2100mm)なので7尺桶と表示するそうです。 因みに関西では容量で表し、この桶は40石桶というそうです。 1石は180Lなので、40石は7200Lですが、実際は6500Lなのだそうです。 こうして作られた大桶は、100年を越えて使用でき、長いものは200年も使用することができます。 人気酒造では、木桶でしか造れない複雑な味わいを目標にしています。木材に酵母や乳酸が染み込み、金属のタンクでは造れない、伝統的な容器で発酵した新しい味わいを目指します。